…? なんで、そんなに怪しく笑うんですか!!??? 「俺は、宇佐美飛夢」 うさみ…つばさ? うさぎみたいだな……… 「はぁ……」 それだけ言うと、宇佐美さんは俺の手を離した。 俺は、宇佐美と名乗った人を不審に思いながら、その場を離れて家に帰る道を歩き出した。