「あの…」


「ん?」
優しく見つめてくれる瞳にドキドキする

「北城さん、今日…助けて頂いてありがとう…ございます」

さっきの事を思い出すと体が震えるけど精一杯笑顔でお礼をすると、北城さんは悲しそうな顔をした

「ねえ、嫌じゃなかったら…」


未だに震える手を握ってくれて


「体…拭いてあげる」