部屋に入るとゆっくりソファーに下ろしてくれた


「何か飲む?」


少し低く掠れた声。そして正面から見た顔は図書館で見たときとは全く違っていた


眼鏡をしていないからか?いつもは前髪で顔を隠しているのに後ろに少し流して今日はハッキリと表情が見える


切れ長の瞳に鋭い視線に整った顔。そして今まで感じたことない威圧的なオーラを放っていた