突然、歌う声が聞こえなくなった


胸騒ぎがする…


その時


部屋の電話が鳴った

拓真が出る
振り向いた顔は険しい顔つきだった


「翔!!遙ちゃんが」

俺は立ち上がり部屋を出た


隣のドアの前で茫然と立ち尽くす


部屋の扉は半分ガラスになっていて中が見える


自分の目を疑った