黒髪の隙間から覗く白い肌


綺麗な横顔をよく見ると


泣いていたのか?


俺はそっと涙の後を指で撫でていた


「んっ…」


俺は彼女の声で我に返り直ぐに自分の部屋に戻った



その日から戸惑いながら深夜に襖を少し開けて彼女の姿を見ることが続いた