家ですれ違っても、食事の時も…
登下校の時も、休み時間に近くを通り過ぎても…


あいつは俺が言った通り一切声をかけず近寄ることもしなかった


たまにすれ違う時に視線が合うと、周りに気づかれないように微笑むアイツ


しかし、だんだんとその微笑みは俺にも分かるくらい痛々しいものになっていた