「あ…」


顔見知りの護衛の人達の中の一人と目が合う

向こうも気づいて、微笑みながらお辞儀をした


学校ではいつも冷たい視線だったから私は驚いた


生徒会の木村雅人さん。木村さんと言えば家の護衛をしてくれている関係者だったんだ


必然的に雅人さんの隣にいたあの人を思い出してしまい、胸がギュッと苦しくなった