「私、翔さんに助けてもらって昨日からお邪魔していました。でももう来ませんので気にしないで下さい」


「遥?なに…」


「それでは色々ありがとうございました。私はここで失礼します。お父様にもよろしく伝えて下さい」


お辞儀をすると涙が出そうになった


見られたくなくて、そのまま、玄関を飛び出し走った