―15分後―



桜庭:
「よいしょ……よい………しょ!!!!はぁ…はぁ…着いたぁー………」



私は重たい書類の山を担いで、やっとの想いで生徒会室前に着いた

外はもう夕暮れの景色だ………



桜庭:
「つかれたぁー……」


明日は筋肉痛決定だな………


私は梨木先輩に言われた通り、生徒会室のドアをノックした




コンコン………



桜庭:
「失礼しまーす!!!!生徒会補助役員でーす!!!!」


……って、何か様になってないか私……!!??



梨木:
「はーい♪少し待ってー♪」



部屋の中から梨木先輩の声がした




ガチャ………




梨木:
「はい♪お待たせ〜♪仕事終わったの??」

桜庭:
「あ……はい………全部に目を通しました………」

梨木:
「はい、お疲れ様♪大変だったねー♪1人で運んできたの……??」

桜庭:
「はい……橘は先に帰りました……」

梨木:
「んふふ………そっか♪」




そう梨木先輩は優しい笑みを浮かべた


桜庭:
「……………」




最初に見た時も思ったが………なかなかの美人だ………



梨木:
「ん………??何??」

桜庭:
「あ……いや……あの………」