いつのまにか、何分も言い合いをしてた らしい俺と歩波。 妙に優梨の声が聞こえないと思ったら……。 彼女は静かな寝息を立てて、夢の世界へと 旅立っていた。 少しはだけたTシャツと太腿が見え隠れ する足。 ……これはヤバイ。 一人顔を赤くした。 ふと視線を横に居る歩波に向ける。