「だ、大丈夫か美里!」

「………た…太郎くん……」



彼女は――
絶対の偶然の力を――
持っていた――
それなのに――
一体――
なぜ――
このような――
事に――
なったのだろうか――

――
答えは簡単だ――
御幌美里以外にも――
『絶対の偶然-クリティマジック-』
を――
絶対の偶然のような――
力を――
持っているものが――
いたとすれば――