「本当に、ピヨって謎が多いわよね。」

「そこが魅力ですか?」

「……なんでそこ?」

ニコニコしながら楓花が聞いてきた。
姫乃はすかさずつっこむ。

睦月もわざわざニコニコ顔で姫乃を見ている。一縷だけはもちろん、呆れ顔だ。

「ほれ、そこ。またお前らか。授業始めんぞ。」

「はーい。」

チャイム鳴ったっけ?

と、疑問を抱きつつも姫乃達は着席した。

ちなみに、いつの間にか楓花は着席していた。

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