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「ねぇ、昨日の歌番組見た?」

「RyU-Jiでしょ?もちろん見た見た!!」

「かっこよすぎだよねっ。アタシ、死にそうになった!」

「こっちなんかさ、キャーキャーしすぎてうるさいって怒られたよ。」

教室では、女子も男子も昨日の歌番組の話をしていた。

朝っぱらからかなりのハイテンションである。

「朝からうるさい…。」

姫乃はボソッと呟いた。

女子の話しているだけでキャーキャーなっている声がうるさくてしかたないのだ。