姫乃はこっそり古樫に言った。

完璧主義である姫乃は、仕事は仕事、休憩は休憩、といつもきっちりしている。

まぁ、きっちりしているからこそ完璧なのだが。

「んじゃねw」

「洸大、早く戻って来いよ。」

「ふぁはっふぁ。」

「わかったって。」

「……あぁ。」

そうして古樫は去って行った。


「いや、古樫がどっか行っても意味ねぇし。」