「なぁ、れっちゃんも食べよーぜー。」

「ったく、お前は……」

古樫はその先を言いかけて止めた。
「そんなんだから、いつまでも子供なんだ」
という言葉を飲みこんだのだ。

そんなことを言えば、野瀬が涙目になることはわかっている。

「古樫せんせっ。あとでダイちゃんにさりげなく仕事するように言っとくから☆」

「あぁ。頼む。」