====================== 「春日院ー!!」 「ダイちゃんー!!」 そう言って二人は思いっきりハグをした。 放課後。 第5校舎は無駄に騒がしくなっていた。 それもそのはずで、野瀬が来ていたのだ。 「野瀬先生、一応ここの担当なんですから、しっかりしてくださいよ。」 呆れた口調で準太が言った。 一応、準太は執事科の代表である。つまりは、リーダー。