「達也~、どうしたの?」






ずかずかと大股でこっちに向かってくる達也








「夏希、一緒にメシ食うぞ」



「え!? どーしたん??」






達也とお弁当食べたいって言っている女の子はいっぱいいるはずなのに…

なぜあたしと!?






「言っただろ? 俺はお前を守らなきゃならないんだ、面倒なことに…」




ため息をつく達也




そんないやいや守られたくないよっ!!






「でも、ここは学校だし安全…ってか、守るって言ったって、そんな危険なことは起きないでしょ!」



「学校が安全? どこが!? いっぱい人がいて、全員"いい人"だって言えるのか?」



「い、言えるよ!」



「そうか、じゃぁもういい。 かってにしろ」








達也はそう言うと、またどかどかと、大股で帰って行った





嵐のようだった~!!