おじさんは、白いひげをはやしていて、細くて…高そうな黒のスーツをばっちり着こなせていた







"誰ですか?"




そういきなり聞くのも失礼だと思い、あたしはかばんを持って、自分の部屋に行こうとした










「じゃぁ、そろそろ行きましょうか」









おじさんがそう言うと、三人の男の子が立ち上がった






一人目は、黒い髪の毛に、黒の眼鏡…すごく真面目そうで背も高く、これまたスーツを着こなせていた



二人目は、髪の毛を金に染めていて、スーツも着崩していて、不真面目そう…



三人目は、女の子みたいな可愛い顔で、色も白く、茶色い髪の毛はふわふわで、その可愛い顔のせいか、スーツは恐ろしく似合わなかった











まったく、共通点のない三人だったけど、一つだけ共通点を見つけた


それは……かなりのイケメン!!




三人とも、文句のつけようのない、整った顔をしていた