こーちゃんが、達也のことを王子と読んでいた理由がわかったかもしれない 偉そうな態度に 偉そうな口調 整った顔に 程よく筋肉のついたからだ このお城が一番似合うのは、達也だと思った あたしも、自己紹介をしようと立ち上がる 「えっと、宮岡 夏希です!! 高ニです、よろしくお願いします…」 深く、深く頭を下げた