海についた。

「わぁ!すげぇ!」

直基のテンションはもっとあがった。

「翔也も早く来い!」

安藤君が気を配ってくれる。

「砂浜あっつ!!」

靴をぬいで裸足になった直基が言った。

「夏は砂浜熱いから気ぃつけてね!ヘタしたら火傷するよ!!」

「唯、言うの遅い!」

直基は叫んでそのまま海に突っ走って行った。


直基は足をとられて頭から海に突っ込んでしまった。

『はははははっ』

私と安藤君は声をそろえて笑った。