「まさか俺等が付き合うとはね~」

好きになったのは、私が先だけど、告ってきたのはあなたの方ですよ?

「俺、なんで唯に告ったんだろ?」

「はぁ~!」

「嘘だって~♪なんか恥ずかしいね」

バカ!こっちの方が恥ずかしいし!!

もし、今翔也に『好き』なんて言ったら、どうなるかな?

言えない!言えない!

簡単に言えたらいいのに…

「……唯…」

「何?」

私は一瞬、ドキッとした。






「オシッコ」

はぁ?!

「勝手に行ってこい!!ボケェ!!」


翔也はトイレに駆け込んで行った。


私のドキドキ返せぇ!!!