ご飯を食べ終わった後、私達はいつものようにゲームをした。

「海行かない?」

「は?もう11:00だよ!警察に見つかったらどぉすんの!!」

「大丈夫だって~」

なんだかんだ言って、正直私も夜の海に行きたかった。


真夏の夜。
私達は海に来た。


―ザバ~ン―

潮の匂いがする。

「真っ暗だね…」


暗すぎて翔也の顔も見えない。

「やっぱ海はいいね」

「だよね」


私は海に足だけつかった。

「翔也もつかれば?」

「おぉ」


バシャッ
翔也が海水をかけてきた。


「ニャハハハハハ」

このやろう…

私もおもいっきり翔也に海水をかけた。

「…やったな?」

「んだ?コラ?」


そうして私達は何回も海水をかけあった。