私は家でお風呂に入って、ご飯を作った。

材料があまりなかったため残り物で作ったオムライス。

見た目はいい感じだけど味はどうかな?

料理には自信があるけど、さすがに翔也に食べてもらうとなると、緊張する。

私はオムライスを持って翔也の家へ向かった。

って言っても同じ団地だからね…


「翔也~、入るよ?」

「あぁ、うん」


部屋には風呂上がりの翔也がいた。

トキメーターMAX★

髪が濡れて、頬がほんのり赤い……

こんな翔也を見れるのは私だけかな?


「あ、私、オムライス作ったんだ!食べよっ!」

「おっ!いいじゃん!」

『いっただっきまーす』

私達は声をそろえて言った。