「ギャップよ!」

「ギャップYO?」

「違う!!」

「浴衣でギャップを狙うの!!」

私はまだ紗希が何を言いたいのかよくわからなかった。

「とにかく!私がプロデュースするから!!」

「えぇええっ?!」

紗希はそう言って自分のクラスへと帰って行った。