昨日の事…
私は紗希に話した。
誰にも言わないでねって言って。

紗希は優しく励ましてくれた。

とりあえず私は翔也の恋を応援する。
さすがにあんな可愛い子が相手だと…手もでない。

気まずい関係は嫌だから、私は翔也と普通に接している。

つくり笑いだとバレないように。

これが夢だったら、
どんなに楽か…

嫌で翔也と一緒にいる訳じゃない。

だけど心は正直で、翔也を見ると『好き』と言う。
翔也の恋を応援するって決めたのに…

こんなんじゃダメだ。



そんな中私達は、
中学3年生になる。