『……唯?』


『うん!直基?』


『久しぶりっ!!』


『だね!元気?』


『おー!相変わらず!』


直基の声を聞くと、懐かしさがこみ上げてきた。



『あ、安藤君は元気?』


『あー、蓮か、元気だよ』


あまり安藤君とは遊べなかったけど…



『なんか唯の顔見たいなぁ』



『ははっ、前と変わんないって』


『そうかぁ?また遊びくるからな!』


『うん!来て!』


『唯もこっち来いよ?』


『来るよー!』


『んー、もっと話したいけど翔也がうるさいからまた今度ゆっくり話そうな!』


『うん!またね!』


直基とは5分話したか、話してないかぐらいで翔也にかわった。



『じゃあまた今度連絡するわ!』


『うん、じゃあね!』



翔也との電話も終わって、私は親の車のある駐車場へ足をはこんだ。