「…えっ?」
驚いた表情の紗希。
「……だから…第2とネームだけは…」
「……本当に?」
紗希の顔が一気に明るくなる。
なんだかんだ言って、横村君と紗希はラブラブだからね。
「ごめんね、圭…私…」
「ううん、いんだよ、俺が悪いから…」
おいおい、横村君
どんだけお人好しだよ。
「私は圭が大好きだからね♪」
「俺も紗希が大好きだよ」
……私居るの忘れてる?
ていうか…
横村君ってこんなタイプだったんだ…
人目を気にせず抱き合う2人。
人目!人目!人目!
気にしろよーーー!!
まぁこれがこの2人の付き合い方なねかもしれない。
私は紗希と横村君を置いて、別の場所を探した。