月日はすぎ… ―卒業式の日。 私はいつもどうりに朝のバスに乗った。 バスに乗るのも今日が最後。 寂しいような、 嬉しいような… 不思議な感覚。 学校がもともと嫌いだった私。 ……あの日までは… 翔也がこっちに来てから、学校が楽しくなった。 きっと翔也が私を変えてくれたんだ。 いい方向に。