―yui.syouya―


「………」



「…ベタすぎた?」



「…あははっ、ベタすぎ!」



…気づかなかった。


いつもつけてたのに…


特別って、こういう事だったんだね。



「それ俺もおんなじもん持ってんだよ!」



「えーー!?」


知らなかった…

おそろい??



「ほら」




翔也はネックレスにして首にかけていた。



「俺の方がちょっと豪華かなぁ…」



「何それぇー!!」



「嘘だって!」



翔也は笑いながらお店に入っていった。



おそろいって…



……早く言ってよね…