「…………ぅ…」
あ、そういえば私また寝たんだ…
今何時?
……12:30…
あれ?
翔也がいない…
どこ行ったんだろ…
その時、部屋にコウキさんが入ってきた。
「お!唯ちゃん起きたか!ご飯できてるよ~」
「…ありがとうございます」
普通、私がご飯作らなきゃいけない立場じゃない?
さんざん寝といて…
最悪だ!私!
「あ、唯おはよう」
―ドキッ―
…翔也……
私は朝の事を思い出して急に恥ずかしくなった。
「……どうかした?」
どうかしたって……
覚えてないのかい!
やっぱ寝ぼけてたのか…
「早くご飯食べてね」
……はいよ~
翔也って
意外と天然?
それとも全部計算してるの?
…それはないよね…
ま、いっか!
気にしない!
私はご飯を食べるため、リビングへ向かった。