「………ん……」


へっ??


「…あれ?……朝?」


起きたぁ!


ヤバい!

私かなり見てた!!

恥っ!!


「…唯?…何してんの?」


翔也がどっこいしょと起き上がった。


「んー?別に……」


「……おはよー…」


「ぉはヨウ!」
(↑裏がえった)


びっくりしたぁ…


急に起きるんだもん…






「唯~、おはよーのチュー」




はいーーーーーー?!?!


なんだコイツ?!

寝ぼけてやがる!!





翔也の右手が私の頬に触れ、顔が迫ってきた!!!


おいおいおいーーー!!


……でも…嬉しい…


私は目を閉じて、翔也とキスをした。

……朝っぱらから…






―ガラッ―


「グッモーニン!!唯ちゃんアンド我が弟………」



…コウキさん…(泣)





見られたぁぁぁぁぁ!!





そう、私はコウキさんがいる事を忘れていたのだった!!!!





「………あ、ゴメン…続けてぇ~…」



そう言ってコウキさんは去っていった。




翔也は……


「……スー…」



寝てるぅぅぅぅぅ!!




……………。


「………寝よ…」



する事がなく、私はもう1度布団に入った。