―バシャバシャ―


ふぅ~~

冷たい水で顔を洗う。




全部言っちゃった…

だけど…

嫌じゃない。

逆にスッキリした。


コウキさんに感謝だ。



「唯ちゃん!布団敷いてるから適当に寝ろよ!」


命令形?!


「は、はい…ありがとうございます…」


顔を洗った後、部屋に戻った。

何もない部屋に布団だけが敷かれている。



バサッ…

私は布団に横になった。


翔也…お風呂遅いな…




聞かれてなかったよね?


もし、さっきの話を聞かれてたら……


どうすればいいのかな?



重い奴って思われる?



………わからないよ…




…翔也……


いつも困らせてばっかでごめんね…