「ふぅ~スッキリしたぁ~」

コウキさんがお風呂から上がってきた。

「あ、翔也次入れ!」

「はぁ?」

「入れ!!クソォ!!」

コウキさんは翔也をバシバシ叩く。

「わかったから!!」

翔也は逃げるようにしてフロ場に向かった。


「よーし!」


…何が?



「……覗き行くか?」


いや!結構です!!


「嘘だって~」


わかってます!!



「…唯ちゃん…嫌じゃないの?」


今までふざけてたコウキさんが嘘みたいに真面目に話し始めた。