砂浜に座り込む私の肩を、翔也が優しく支えた。


とまる事を知らない私の涙を…

何度も何度も、拭いてくれた。






「……ごめん…」


謝らなきゃいけないのは私なのに…


「……ごめんね…」



もうこれ以上謝らないでよ…



私は翔也の腕の中でたくさん泣いた…


そんな私に翔也は、
何回も…


『ごめんね』


を繰り返した…