「あ、早くしないとバス出ちゃうよ…」


「ああああああ゛!!」


いつもどうりに戻れた。

いつもどうりに笑えた。

これも全部、翔也のおかげ。


私には、翔也が必要。

これからもずっと…





なのにどうして?

ねぇ、

もうこの時から始まってたのかな?

ちょっとずつ…





私はまだ、
気づいていない…