なんだかんだいって仲良い2人を見て私は微笑ましくなった。

「私あっちで待ってるね」

「ダメだよ!1人じゃ危ない!」

直基は今まで夢中でしていたゲームをすぐに止めて言った。

「え?いいよ!久しぶりにもっと2人で遊んで!」

「…じゃあ3人で遊ぼ!ほったらかしてゴメンね」

直基はとても可愛い。
私の事なんて気にしなくていいのに…

「って、あぁ!!もうこんな時間じゃん!やべぇ!!俺もう行かなきゃっ」

「もうそんな時間?」

……もっと一緒に居たかったな…

「じゃあ…行こう」

私達は駅に向かった。