その後翔也がトイレから帰ってきて私達は部屋を出た。

「次はゲーセン♪」

直基が行き先をどんどん決めていく。

「えー、俺疲れた」

翔也が伸びをしながら言う。

「じゃあ俺と唯で行こっかなぁ…」

「………」

「まぁ、仲良くいこうよ!」

本当にこの2人は…


翔也と直基はゲームで競っている…

私は忘れ物のようにほったらかされていた。


まぁいっか…
久しぶりに会ったんだもんね…

私は2人に少しでも楽しんでもらいたかった。