4人とも部活に興味はないらしく、入部も決めていないだとか。




まぁバイトもしたいからする時間なんてないんだけど…




奈美は圭太くんと意気投合して仲良いみたいだった。




「じゃぁまた今度ー」




「うん、またねぇー」




同じ学年だけどクラスは全く違って結局奈美と二人で教室に戻ってきた。




「圭太くん結構面白い♪」




奈美はいきなりそう言って圭太くんを褒めだす。




まさかと思い、ニヤついた表情であたしは問いかける。




「もしかして圭太くんに惚れちゃったのぉ?」




「えぇ~…まだ分かんないけどそうかも!」




今まで恋愛に興味がなかった奈美だから、その返事に驚いてしまった。




だって高校では作らないって入学式の時言ってたのにぃ~。




「応援するけどー…」