「俺さ…アレ聞いてますます彩乃が好きになった」
ドキッ
「あ…あたし…その…」
言葉の続きはいつもと同じ
翔の唇に塞がれた
「んん…。」
甘いキスがあたしの唇を支配する
もう…駄目
あたし限界…
息できないって…
翔ってば長いよぉ…
あたしはただ唇が離れるのを待った
あれから1分…2分は唇が重なっていたと思う
おかげであたしは
放心状態…。
そんなあたしとは裏腹に
翔は余裕の笑み
「パワー入った」
なんて言って…。
「翔…あたし翔だけが好きだから」
「俺もだよ…ただエビフライはムカついたけどな」
え…??
エビフライ??
あの時の…
思いだすだけで恥ずかしいよ
「でも…これで許してやるよ」
チュ
翔がキスしたトコは
あたしの胸元
翔のキスマークがあるトコ
ドキッー…
「可愛い」
…か、可愛い?誰が?あたしが?
翔はそう言い立ち上がった
徐々に近づく翔との距離
ギュウッー
く…苦しいって
あたしは今翔に抱きしめられてる状態