「何か言ったの?」




翔は満面の笑みを浮かべている






やっぱり聞いてたんだ…






急に恥ずかしくなって




あたしは布団で顔を隠した







多分…今あたし顔…真っ赤





翔の顔なんて見れない




恥ずかしすぎる






「あの時は嬉しかったなー」







翔が言った言葉に内心焦りながらも





すっごくドキドキした








あたしって何言ったんだけ…





さっき自分が言った言葉を



頭の中で何回もリピートした





今思いだせば全部恥ずかしい言葉






ますますあたしの顔が真っ赤になるのがわかった