「だから…あの時の事は言わない…だから俺と付き合ってほしい」








つ…付き合う??





「そ…そ…そんなの無理だよ…あ…あたし彼氏いる…し」





あきらかに困難してるあたし







カッコ悪ぅ…




「話はそれだけだから」





斗真はそう言い残し屋上を去った





ただ





斗真の後ろ姿を見つめるあたし







あの時の約束がよみがえった





思いだしたくない約束…