不安を隠せない私。
ロッカーの前を行ったり来たりしていた。


─ガタン


「………翔吉?どした?」


そこには、真剣な目をした翔吉がいた。


「あの、俺、ユアさんと付き合いたいです。」


「…………え?」

心臓が鳴り響く。
ドクンドクンドクン…