――――― ―――――――― 私はいつものようにバイトに向かった。 バーは基本 夕方から朝方にかけての営業だから、私は毎朝2時に家を出る。 「あ゙〜寒い…」 季節は2月中旬。 マフラーをしてもダウンを着ても着足りないくらいの寒さだった。