その瞬間、えっちゃんの言葉を思い出した。
“木村君ってよくまなの事見てたよね”
いやいや、と思っていた事が事実だったなんて…!!
人生初めての告白に目に見える程の動揺ぶりで声を出した。
『木村君がどうしてあたしみたいなのを?
あり得ないでしょ、こんな女…』
「あり得なくないよ。
理由聞かれると考えるんだけど、まぁ…明るくて裏表なくて皆に平等の態度とか見てて魅力的だと思ったから。
ほら、普段の俺暗くて絡みにくいはずなのに高橋さんいつも帰りまで勉強してる俺にお疲れ!って声かけてくれて。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…