「…別に普通だろ?」


『あたしは普通を知らないから分かんないけど、意外と…ね。』


「好きな奴に触りたくなるのは当たり前だろ。」


照れた顔でリモコンをいじる夏木君。
嬉しい言葉に思わず身体をすりよせる。


『へへっ。』


「…色っぽい美人だろうが巨乳だろうが、俺は全く興味ない。
俺が唯一触りたいと思うのはお前だけだから。」


『ありがとう……』


自然と重なる唇から、夏木君の愛を感じた。