あたしに申し訳なさそうに話し出した梶谷君の話しにあたしは驚いた。


「ごめんねぇ高橋さん。
最初に言うべきだったかな…。
俺高橋さんの事好きだけど、女としては見てないんだ。」


『…へっ。』


「わざとそういう素振りはしてたけど、違うんだ。
俺はね…………

夏木怜がムカつくから嫌がらせをしたかっただけなんだよね。」


衝撃的な告白に目が点になる。


『…夏木君が嫌い…?
だって憧れって……何で?』


レジに戻ると、ん~と唸りながら話してくれた。