「……高橋さん。」
ビク、と扉の向こうから聞こえる梶谷君の声に反応した。
『何……!?』
「何か怒ってんの?」
『え?怒ってないよ!』
「なら…何でそんな避けてんの?
凄い傷つく。」
『ごめん……。
梶谷君とどう接すればいいか分かんなくて…』
「何それ?
どういう事?」
『…………あたしには夏木君がいるから…。
梶谷君の気持ち受け取れないし…』
「…あぁ、そういう事。
とりあえず出て来なよ。」
恐る恐る扉を開けると、笑顔の梶谷君に迎えられた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…