「……………………。
はぁ…。
お前は結構頑固だから、言っても無駄だよな。
分かった、勝手にしろ。」


『ありがとう!!』


そうしてなんとか面接に受かり、夏木君と同じバイト先になった。
コンビニ店員だ。


夏木君に指導してもらい、いろいろ覚えたりして新鮮だった。


夏木君の新しい部分を見れて、なんだか得した気分だった。
そんなある日、夏木君とシフトが被っていない日に、いつも通りレジに立っていると、あれっ?という声が聞こえた。