でも……。
夏木君の子供、絶対かっこいいし可愛いだろうなぁ。
夏木君がパパなんて想像つかないけど!
クス、と笑うと夏木君から一人で笑って気持ち悪。と突っ込まれた。
それからしばらく経った頃、先生とえっちゃんは学校を辞めてしまった。
寂しくて沢山泣いたけど、学校が終わると毎日えっちゃんの家に寄った。
えっちゃんがそんな大事な事話してくれたんだから、あたしも二人に早く告白しなきゃな…と思った。
しかし、話す暇がないぐらい大変な事が起こるとは、誰も思いはしなかった――…
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