…俺と高橋の状況もドラマみてぇか。
一人でそんな事を考えながら、俺は教室へ戻った。
――――――――…
「二人とも、今日話したい事があるの。
帰り家に来ない?」
えっちゃんが突然そんな事を切り出したので、あたしはついドキッとした。
「え?どうしたの?
悦子が話したい事なんて珍しいじゃん、全然いいよ。」
『あ、あたしも平気!』
「そっか、良かった。
じゃあ今日家に来てね。」
ホッとした顔で笑うえっちゃんに、頭の中で松田先生を思い出した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…